左心房

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【i7】NATSU☆しようぜ!!!【ネタバレ】

idolish7.com

ついに昨日、七夕でありアイナナの日である7月7日、念願のアイドリッシュセブンver.NATSU☆しようぜ!が発売されましたね!

私は分け合って昨日のうちの入手することは叶わなかったのですが、ゲームのスペシャルストーリーは先に読み切って、今日CDもお迎え出来ました!

 

事前に画像はネットの告知で見ていたけれど、なんてかわいいジャケットなんだ!!!

ツイッターで種村先生がジャケット絵の全体像を載せてらっしゃいましたが、ロゴの裏で飛んでるきなこも含め、とってもかわいい笑

 

曲も、TRIGGERver.とはちがうポップさ・かわいさ満載でたまりません!!!

海辺でキラキラした水しぶきを跳ね上げながらはしゃぎまくるi7のメンバーが目に浮かぶようで、ものすっごく元気になれるゴキゲンナンバー!

その中で「近頃ウワサのSeven Guys それって僕らのことですよ」の、小悪魔感!

経緯には苦いものがありますが、結果として、2バージョン聴けて本当に良かった!

 

以下、スペシャルストーリーのネタバレありでの感想です。

 

の前に、まだCD聴いてない人は、スペシャルストーリー読んだ後からCDのドラマパート聴くのをお勧めします。

 

 

冒頭から苦々しい過去を振り返ることになり、えぐり取られるMP…日向アキヒト絶対に許さん。

 

そしてグッズ争奪戦の結果にしょんぼりしていたナギの、豹変っぷりにぎょっとしました。

けしてナギはTRIGGERが嫌いとか憎いとかではなく、ただただ大切な親友のハルキが作った曲が葬られそうな状況に本気で腹を立てていて、あんなに冷たく研ぎ澄まされた怒りをまっすぐぶつけてくるナギの迫力に度肝を抜かれ。

ほんのちょっとだけ、そんなに龍さんに冷たく当たらなくても、と思ってしまうほどの容赦ない怒りで、六弥ナギという人間の末恐ろしさにゾクっとしました。

彼がアイドリッシュセブンの敵でなくて、本当に良かった。

 

そしてそのあと、天くんに呼びかける大和さんもそうですし、

盗作のことを公表すると言う楽さんを協力出来ないとつっぱねる壮五くんも、

NATSU☆しようぜ!が原因でTRIGGERに傷ついてほしくはないし、逆にTRIGGERが原因でNATSU☆しようぜ!が汚れてほしくもないし

アイドリッシュセブンのみんなが本当にNATSU☆しようぜ!という曲を心底大切に思っていて、自分たちのものでなくとも愛され続けてほしいと願っているのだとひしひしと伝わってきて、号泣しました。

 

気合い入れてMVまで撮影した大切なデビュー曲になるはずだったNATSU☆しようぜ!は、それもMEZZO"の先行デビューとか悔しい思いをしながらもようやくこぎつけた全員でのデビューを飾るはずだった曲で、マネージャーとなってずっと彼らを見守っていた私達プレーヤーにとっても特別な曲ですものね。

自分たちのもとを離れてしまったNATSU☆しようぜ!をそれでもずっと大切に愛し続けるアイドリッシュセブンのメンバーにも、その曲を殺してしまわないために苦い思いをしながらも一生懸命戦ってくれるTRIGGERにも、本当に感謝の気持ちしかありません。

 

私は最初この、アイドリッシュセブンver.のNATSU☆しようぜ!が解禁されるというニュースを知ったとき、嬉しい反面卑屈でねじれた気持ちになりました。

全ての経緯を知っているマネージャーである自分達はもちろん手放しで嬉しいと思う。

でも、もうどんな説明をしたってゲームの世界のTRIGGERファンは絶対に傷つくし、中にはアイドリッシュセブンに傷ついた気持ちの矛先を向けてくる人もいるだろうし、純粋にアイドリッシュセブンのNATSU☆しようぜ!は帰ってこないのに、と思ってました。

 

でも今回のスペシャルストーリーは見事にそんな懸念も全部、重たい過去ごと払拭して、NATSU☆しようぜ!を最高に輝かせてくれましたね。

すごいです。

最高です。

ライバルとして友として良い関係を築いているアイドリッシュセブンとTRIGGERの間で唯一、亀裂ではないけれども、互いに苦い思いをさせる存在となっていたNATSU☆しようぜ!という曲を。

陸くんの「二つのグループを繋げてくれた」という言葉に心底救われた気がしました。

本当に、本当に良かった。嬉しい。

 

アイドリッシュセブンというゲームは本当に素晴らしいです!!!

ライブモードで10人で歌うNATSU☆しようぜ!のMVを見て、号泣して前が見えなくてEASYモードなのにMISSを出す有様でした。

 

NATSU☆しようぜ!

最高に明るくて楽しくて足取りの軽くなる、元気の湧き上がる曲です。

 

そして曲を昇華してくれただけでなく、登場人物の細やかな心の動き、絶妙なバランスで成り立っている人間模様をがっつり描いてくれた今回のストーリーの密度、やばかったです。

 

ありがとう!!!アイドリッシュセブン!!!