【i7】大天使六弥ナギ:アイドリッシュセブン第2部【ネタバレ】
ひとの寝言に返事をしてはいけないとよく聞きますが、天井まで届かない仕切りで一部屋を姉と二分している私は頻繁に姉の寝言に返事してしまいます。
やたらはっきり寝言を言う姉が悪い。
続きから、アイドリッシュセブン第2部5月更新分のネタバレ配慮皆無な感想です。
六弥ナギ。
ゴージャスでセレブな人間離れした美貌、垣間見える浮世離れした言動、にもかかわらず相手へ警戒心を抱かせずいともたやすく懐に入り込むひとなつこさ。
天賦の才か培ったものかその両方か、彼がけして絶望しない強い強い輝きを放つ存在であることは第1部の頃から分かっていた。
けれども。
5月更新分のナギはすさまじいですね。
前回から引き続き、ミスター下岡さんという的確な人選による三月くんへの鮮やかなフォローはもちろん。
周りを羨むことの多い人生を歩んできた三月くんに素直に「隣の芝生は青いもんだなあ」と言わしめるあの言動はまじこなの仕事が三月くんに舞い込んでくるという展開の助けがあったとは言え、誰もが一目おく存在でありながら天真爛漫なナギだからこそ出来た芸当でしょう。
そして11章。
『ナギの戦い』というタイトルから、もしやついにナギにまで精神的ダメージの大きい話が来るのか!?Re:vale側の重さに加えてナギまで折れてしまったらこっちのメンタルがもたないぞ!?とものすごくハラハラして読んだのですが、六弥ナギは強かった。
確かな怒りを胸に秘めながら、圧倒的手腕で記者会見場の空気をやわらげマスコミを味方に付け、アイドリッシュセブンとハルキを守ってくれる。
正直、ナギがいる限りアイドリッシュセブンは将来安泰だとほっとしてしまう、そんな絶対的で圧倒的な迫力を感じました。
六弥ナギ、っょぃ。
惚れ直しました。改めて。二重、三重に。